即日融資可能なカードローンやキャッシングをまとめてみた

個人事業主や法人向けの事業用途や個人用途に限らず、10万円程度であれば、借入すること自体は相当容易なことです。
なぜなら、インターネットに繋がる媒体さえあれば、およそ30分程度で手続完了に至り、その手続の迅速性からして、早い場合であれば融資も1時間程度で済むからです。


当記事では、即日融資可能なカードローンやキャッシングをまとめたものをご紹介していきます。

 

 

カードローンとキャッシングとの差異

現在では、カードローンとキャッシングとで明確な区別がなされていないようです。カードローンという言葉は当初銀行が用いたものなのですが、銀行にカードローンという名称が用いられるのに対して、消費者金融の場合にはキャッシングという名称が用いられる傾向もあるようです。

カードローンは、カードを発行することにより、あらかじめ契約されている金額の範囲内で借入するもので、近時増加しているカードの発行自体がないタイプのものも合わせてカードローンと呼ばれています。

■クレジットカードのキャッシング

これに対して、クレジットカードとは、貸付でなく商品の購入を目的とするもので、その目的自体異にしています。カードレスタイプのものを例外として除けば、原則としてカード自体は発行し契約者の番号などの情報が記録されています。
クレジットカードのなかには、キャッシング機能がある場合も多いのですが、あくまで原則としては商品購入の後払いやつけ払いが目的となっています。クレジットカード付帯のキャッシング機能はクレジットカード本来の目的ではないために、その金利はカードローンと比べれば高めになっています。これに対して、カードローンはキャッシングが主眼であるために、クレジットカードよりも金利は低くなっていることが特徴です。

即日融資可能なカードローン及びキャッシング

即日融資のできるカードローン及びキャッシングを各種まとめてご紹介していきます。ただ、即日融資可能なものだけでも相当膨大な数の業者が存在するために、厳選したものを評価の高いものから順次列挙していきます。なお、特に断らない限り、いずれも即日融資可能となっているのですが、申込みの時間帯によっては翌営業日になる場合もあります。

■三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンは、大手であるために審査が難しいものと考えられるのですが、実際には審査に可決されやすく各々の年収による範囲内で融資が可能となっています。そのためアルバイトやパートのように年収が低い場合でも容易にキャッシングが可能であるばかりか、専業主婦や学生でも申込み可能です。

また、100万円以上のキャッシングも容易であることも特徴です。融資限度額は800万円となっており、300万円以下であれば就業に係る証明書の提出を要しません。
年率については、下限金利4パーセントから上限金利14.5パーセントとなっています。
大手である強みを活かして提携ATMの数が膨大であるばかりか、インターネットを介した手続も24時間365日対応しているために、キャッシングや返済に際して場所を問わず万全といえるでしょう。

■オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンですが、所得証明書などを要せず借入限度額の最小単位である10万円から、上限は300万円までの融資が可能です。また、借入している金額が30万円以下であれば毎月の返済金額は7000円程度で済むために、ゆとりある返済が望めるでしょう。
オリックス銀行カードローンは即日融資が可能ではあるものの、融資に至るまでの時間も申込みが殺到することによって数日余計に食い込む場合もあるようですから、申込みはなるべく早めにしておくと良いでしょう。

そして、100万円以上の借入限度額も容易であることも特徴です。融資限度額は800万円にも上ります。
そして、上限金利は17.8パーセントであるのですが、下限金利は年率1.7パーセントなのです。個人であるか自営業者であるかを問わず、さらにはパートやアルバイトであっても融資可能です。
そのほかのオリックス銀行カードローンのメリットとしては、提携ATMを利用するに際して24時間365日無料であることです。さらにコンビニに設置してある提携ATMはもちろんのこと、郵便局のATMでも無料なのです。さらに、銀行系のカードローンでありながら、口座開設を要しません。

■住信SBIネット銀行のMr.カードローン

住信SBIネット銀行のMr.カードローンも10万円はもちろんのこと100万円以上の高額な融資についても通りやすいのです。そして、SBI証券の口座を有していたり、住信SBIネット銀行で住宅ローンの利用があれば、金利面について各々年利0.5パーセント相当分が引き下げされるのです。そして、住信SBIネット銀行で発行されるSBIカードを持ちつつ口座振替を用いていれば、当初に定められた年率よりも0.1パーセントに相当する部分が引き下げされるという優遇措置もあるのです。

このような優遇措置が適用されないにしても、100万円以上の借入においてわずかな利息で済むために返済に際してゆとりある返済が望めるために、借入限度額に関わらず借入しやすいカードローンといえるでしょう。

融資限度額については1000万円もの上限額が設定されています。個人が借入する場合は、300万円以内であれば所得証明書の提出は要しません。
年率については、上記優遇措置が適用されれば、0.99パーセントとなり、上限金利についても7.99パーセントと低金利が特徴のカードローンです。

■三菱東京UFJ銀行のバンクイック

バンクイックは、三菱東京UFJ銀行によるカードローンであり、融資限度額が500万円と高額でありながら、審査についても容易であることが特徴であり、10万円程度のキャッシングを要望する自営業者や学生などの間でも好評を得ています。

金利面についても下限金利1.8パーセントから上限金利14.6パーセントとなっており、自営業者はもちろんのこと、専業主婦やパート、アルバイトであろうとも借入可能なのです。

バンクイックの特徴としてまず挙げられるのが、審査の迅速性でしょうね。審査結果は最も早くて30分程度で判明するために即日融資が可能であることから、急遽資金が必要となった場合に相当役立つはずです。個人事業主であれば、融資限度額の範囲内で借入限度額に限度はないのですが、専業主婦につき30万円、学生につき10万円というようにそれぞれ借入限度額に上限が定められていることに留意しましょう。

■楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、あらゆるカードローンのなかでも群を抜いて金利が低いことが特徴のカードローンです。融資限度額は800万円であり、300万円までであれば、事業資金用途などの例外を除けば収入証明書の提出を要しません。
そして、楽天銀行で年利を優遇する措置がとられており、年利が半分になる場合もあるのです。
楽天といえば楽天市場ですが、楽天銀行も同じグループ内に所属しており、楽天市場でたまったポイントを、期間限定ポイントであっても楽天銀行での送金手数料に充当することも可能なのです。

楽天銀行スーパーローンも申込みの時間帯に応じて即日融資が可能となります。また、100万円以上の借入でも審査に可決しやすいのです。借入限度額は最大800万円となっています。

利息については、下限金利1.9パーセントから上限金利14.5パーセントで利用できます。
自営業者はもちろん、主婦や学生であっても利用可能です。

楽天銀行は、実店舗を有しないネット銀行であるために、楽天スーパーローンに申し込む際から申込書などの書類に記載する必要性はなく、いずれの手続もネットのみで履行できるのです。収入証明書を提出する場合には、アプリを用いることになるのですが、カードローンへの申込みをしたことのない人であっても容易に手続を進めることが可能です。

■じぶん銀行「じぶんローン」

じぶん銀行による「じぶんローン」は、携帯キャリアであるauのユーザーであればマイナス0.1パーセントというように金利面で優遇措置が適用されることにより、年率2.1ないし17.4パーセントで用いることが可能です。そして、融資限度額は800万円となっているために、おまとめローンや借り換えにも適しているといえます。
じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行及びKDDIにより共同出資されているネット銀行です。KDDIが出資していることから、auと契約していれば優遇措置が適用される仕組みなのですね。

さらにじぶん銀行カードローンの特徴として挙げられるものに、年金で生活していても契約する際に70歳に達していなければ融資可能となることでしょうか。毎月安定した収入が見込められるのであれば、じぶんローンを用いることが可能です。300万円までの借入であれば、所得証明書の提出は要せず身分証明書のみで容易に契約に至ります。

■ジャパンネット銀行のネットキャッシング

ジャパンネット銀行によるネットキャッシングの特徴としては、長期間契約できることでしょう。契約時に20歳を超えており、69歳に満たなければ年金を受けている人であってもキャッシングできるのです。
融資限度額については1000万円までと高額融資を実現しており、300万円までであれば給与所得を証明する書類の提出を要しないのです。
1000万円が最大ではあるのですが、審査により100万円を下回る場合が多いようです。そして、30万円程度までの少額融資の場合であれば融資まで迅速に手続が進捗するのですが、事実上の運用として100万円を超える高額融資の場合にも所得があることを証する書類を提出しなければならないようです。

ネットキャッシングでも即日融資は可能なのですが、あらかじめジャパンネット銀行の口座を開設しておく必要性があります。ただ、口座がない場合であっても申込み翌日には振り込まれます。
ジャパンネット銀行では、30万円以内のキャッシングであれば容易であるといえるでしょう。
年利については、下限金利2.5パーセントから上限金利18パーセントとなっています。なお、ネットキャッシングでは20歳を超えていても学生であれば利用不可能です。

■常陽銀行 キャッシュピット

常陽銀行カードローンのキャッシュピットは、茨城県水戸市に所在する銀行によるカードローンなのですが、茨城県以外にも全国どこからでも申込みが可能であるために、県外からの申込者が殺到しています。キャッシュピットの融資限度額は800万円なのですが、原則500万円以下であれば、収入のあることを証する書類の提出が義務付けられていないのです。

さらには、常陽銀行を始めとして提携ATMでの手数料は随時無料となっているために、県外の申込者であっても手数料無料で取引可能となっています。
このように使い勝手のいいキャッシュピットですが、県外から人気が殺到している最大の理由が審査の可決しやすさにあるのです。どの程度の審査通過率なのかは明らかではないものの、口コミから審査に通過しやすい傾向が見て取れます。

常陽銀行カードローンでは即日融資に対応しているのですが、同行の口座が開設されていなければ、2ないし3営業日程度の時間を要するために迅速なキャッシングを望む場合であれば、常陽銀行の口座を解説しておく必要があります。
年率は下限金利2.5パーセントから上限金利14.8パーセントとなっています。

キャッシングの難易度は、50万円までであれば審査に可決されやすいとされています。審査の難易度からすれば、トップクラスに位置するために、他行などで借入できなかった人であっても申込みをしてみることをオススメします。また、借入上限額にも余裕があるために借り換えローンやおまとめローンとしても適しています。

■新生銀行カードローン レイク

レイクは、新たに新生銀行カードローンとして生まれ変わったのですが、銀行系のカードローンでありながら、主として消費者金融に採用されているサービスである無利息期間が設置されていることが特色です。
この無利息期間とは、最大で500万円まで借入する場合と5万円までの少額借入の場合、これら2つのものが存在しています。前者は30日間適用されるのですが、後者についてはおよそ半年間もの無利息期間が設けられているのです。なお、この2つは併用不可能であることに注意が必要です。

レイクでは、50万円までであればキャッシングが容易であるとされています。融資限度額は500万円であり、年率は下限金利4.5パーセントから上限金利18パーセントとなっています。
レイクには女性専用のキャッシングであるレディースレイクがあるためか、女性が多くを占めていることから借入額の平均が少なめになっているようです。女性が歓迎されるレイクですが、もちろん専業主婦であってもキャッシング可能となっています。しかし、学生は申込み不可能で、年金を支給されている人にとっても可決は容易ではないようです。

■プロミス フリーキャッシング

SMBCグループに属するSMBCコンシューマーファイナンスによるカードローンであるプロミスには、フリーキャッシングの取り扱いがあります。これ以外にも、自営業者をターゲットにしたカードローンや使いみちが定まっている人に適した目的ローン、それに「貸金業法に基づくおまとめローン」と題するカードローンをも利用できます。

フリーキャッシングも、女性からの利用が多いためにキャッシングの金額を平均すれば30万円程度に留まっています。無論のこと、100万円以上の利用にも吝かではないために自営業者や一般の人からも用いられているようです。さらには、フリーキャッシングは学生でも申込み可能であることを謳っているためか、アルバイトやパートからも利用されています。
30万円までであれば、キャッシングが容易です。融資限度額は500万円となっており、年率は下限金利4.5パーセントから上限金利17.8パーセントとなっています。

最後に

ご紹介したいずれのカードローンも時間帯に応じて即日融資が可能となっているようですから、即日融資を希望するのであれば早い時間帯に申し込むようにしておきましょう。

なお、自営業者や法人が利用する際には、借入金額に左右されることなく所得を証して然るべき書類の提出が不可欠であることに注意が必要です。