ファクタリングとは?売掛金買取の仕組みを徹底解説

政府も推奨するファクタリング

ファクタリング(factoring)とは、主に未回収の売掛債権を売却して現金化する金融サービスです。

これを一括ファクタリングと呼び、特に融資を受けるのが難しい中小企業の資金調達方法の1つとして活用されています。

その他にも種類があり、

  • 売掛債権に保険をかけてリスク回避する保証ファクタリング
  • 国際貿易の輸出企業が信用状 L/Cの代わりとして確実に代金を回収するための国際ファクタリング
  • 医療機関が利用する診療報酬ファクタリング

とファクタリングは大きく分けて4種類あります。

ここでは主に利用が多い一括ファクタリングについて、概要からメリット・デメリット、仕組みや業者の選び方、契約の具体的な流れなど解説していますので、利用を検討している経営者様の参考になれば幸いです。

今すぐに資金が必要な場合はこちらより

>>試しにいくら調達可能か無料試算してみる

ファクタリング(売掛金買取)の仕組み・特徴を簡単解説

ファクタリングという名称に馴染みがないと「怪しい方法ではないか?」と感じるかもしれません。

ですが、ファクタリングは欧米でも歴史のあるサービスで「正当な資金調達方法」です。

ファクタリングの仕組みを簡単に解説

ファクタリングを端的に表すと、売掛金売却して現金化することです。

仕組み(流れ)を簡単にまとめると、ファクタリングを利用する事業者は取引先との間で発生した売掛金を期日前にファクタリング会社に買い取ってもらい、すぐに現金を受け取ります。

その後、売掛金の期日が到来したら、売掛金分の現金はファクタリング会社が回収します。

これで基本的な流れは完了です。

ファクタリングの特徴を簡単に解説

ファクタリングの大きな特徴は、資金調達の実効性が高い点です。

その要因は、融資ではないため審査に時間がかからないこと、及び手元に存在する売掛金を現金化するというシンプルな仕組みが挙げられます。

売掛金の回収期日を早める仕組みと言えます。

また、融資ではないため、

  • 赤字でも債務超過でもOK、信用情報への影響なし
  • 担保不要、保証人不要、利息なし

このように利用しやすい方法であり、メリットもあります。

ファクタリングの歴史、政府が推奨する理由

ファクタリングは、中小企業の資金調達を支援するために政府が推奨している資金調達方法です。

ファクタリングのシステムは、19世紀末から20世紀初頭にアメリカで開発されましたが、日本国内での利用率は高いとは言えません。

これには様々な要因が挙げられますが、国内では手形取引が活発に行われていることが大きく影響すると考えられます。

しかし、バブル崩壊後に手形取引が最盛期の1/10まで落ち込み、手形取引で資金調達をしていた企業は売掛債権の現金化や流通手段を失いました。

不動産担保ローンなど他の融資制度に限界があるため、政府(経済産業省)は中小企業の資金繰りが深刻な状態になっているのを何とか改善したいと考え、アメリカなどで広く普及している『売掛債権(売掛金など)を活用した資金調達』を模索します。

売掛債権を活用する仕組みは主に次の2つです。

  • 売掛金を売却して現金化=ファクタリング
  • 売掛金を担保にして借りる=売掛債権担保融資(ABL)

参考元

ファクタリングが選ばれる理由とは?

売掛債権担保融資(ABL)はお金を借りる仕組みのため、どうしても審査が厳しくなり、経営状態によっては資金調達できない可能性があります。

一方、ファクタリングは融資ではありません。

あくまでも売掛金の売却による現金化ですので、売掛先によほどの問題がなければ資金調達できることがほとんどです。

では、実際いま現在、どれぐらいの資金調達ができるか?

>>試しに無料試算してみる

ファクタリングの契約の違いや種類について

ファクタリングの契約には「2社間契約」と「3社間契約」があります。

大きな違いは、取引先(売掛先)を交えるかどうかです。3社間契約は取引先も交えた契約になるため、自社の資金繰り状態が取引先に知られることになります。

3社間契約ファクタリング

取引先を含めて行う契約を3社間ファクタリングといい、売掛金の期日にはファクタリング会社が取引先から現金を回収します。

2社間契約ファクタリング

取引先を含めない契約を2社間ファクタリングといい、売掛金の期日にはファクタリング会社が依頼者(事業者)から現金を回収します。

ファクタリングの4つの種類

冒頭で触れましたが、ファクタリングは以下の4つの種類があります。

  • 一括ファクタリング
  • 保証ファクタリング
  • 国際ファクタリング
  • 診療報酬債権ファクタリング

2社間・3社間の契約の違いや種類について詳しい解説はこちら

>>ファクタリングの契約の違いと4つの種類について

ファクタリングは融資と違い複雑な審査がなく、最短即日から現金の確保が可能ですので、資金繰りが安定しない会社にとって便利な資金調達方法です。

ファクタリングという言葉がまだ浸透していないため、不安に思うかもしれませんが、大手金融機関もファクタリング部門を起ち上げて事業に参入しているため、安心して利用できる市場が形成されてます。

>>試しにいくら調達可能か無料試算してみる

ファクタリングの買取時の掛目

買取の掛目は、3社間であれば「90~95%前後」、2社間の場合には「75%~90%前後」が一般的です。

調達に要する時間は3社間の方が時間がかかり、場合によっては2週間以上かかることもあります。

その点、2社間契約の場合には、最短で即日に調達できる場合もあります。ファクタリング会社によって異なりますが、時間がかかったとしても1週間程度までに完了するのが一般的です。

ファクタリングの契約内容で抑えるべき注意点

ファクタリングを行う際に、契約内容についてしっかり把握・理解しておかなければ、後々トラブルへと発展する可能性もあります。

ファクタリング契約の注意点をピックアップします。

  • 資金回収ができた場合
    譲渡した売掛債権を売掛先から回収した資金はファクタリング会社に支払います。
    回収した資金を流用することはできません。
  • 資金の回収ができなかった場合
    譲渡した売掛債権を売掛先から回収ができなかった場合はトラブルが起きやすいといえます。その中でも償還請求権あり(ウィズリコース)で契約を結んだ場合は、売掛先からの回収の可否を問わず依頼主がファクタリング会社に対して支払い義務が発生するため、回収ができなかった場合も考慮した上で、契約内容を吟味する必要があります。

※チェックポイント

  • 償還請求権あり(ウィズリコース)とは・・・
    譲渡した売掛債権が回収困難になった際、その債権額を依頼主が保証します。
  • 償還請求権なし(ノンリコース)とは・・・
    譲渡した売掛債権が回収困難な状況に陥っても、依頼主は保証の義務がありません。

償還請求権なし(ノンリコース)の契約は、資金が回収不能な状態に陥っても、その債権額を依頼主が保証する必要がないため、売掛金の回収不能リスクも合わせて譲渡できるという意味でメリットがあります。

ファクタリングのメリット・デメリット

メリット

  • 資金調達のスピード
  • 赤字・債務超過でも可能
  • 財務諸表がスリム化
  • キャッシュフローの改善
  • 信用情報に影響なし
  • 金融機関やビジネスローンと審査方法が違う
  • 連帯保証人や担保不要
  • 債権の回収リスクを回避
  • 大口の資金調達も可能
  • 融資ではない・借入金ではない
  • 取引先が倒産しても支払い義務が発生しない

デメリット

  • 手数料がかかる
  • 売掛先(取引先)との関係性が悪化する可能性(3社間ファクタリングの場合のみ)

ファクタリングのメリット・デメリットについて解説している記事がありますので参考にしてください。

>>ファクタリングのメリット・デメリットはこちら

ファクタリングの手数料の相場について

資金イメージ

ファクタリングは資金調達方法として非常に便利な反面、デメリットとして手数料がかかりますので注意が必要です。

なぜなら、売掛金は期日まで待てば満額受け取れるものですが、期日前に早く受け取ることに対して手数料がかかり、受け取れる金額が目減りするからです。

お金の将来価値と現在価値の違いと受け止めることもできますので、ファクタリングを利用する場合は、今すぐに現金を手にするためにかかるコストだと考えられます。

なお、手数料はファクタリング会社によって表記や基準が異なります。ここでは、一般的な計算方法を紹介します。

手数料の計算式は下記のように表せます。

「手渡し金額=債権金額×掛目-手数料や経費」

債権金額は満額の額面に一定の数字を掛け、80%や75%になる場合があります。

業者によっては、判りやすくする為に「掛目」を手数料と表記する業者もありますが、この場合一見すると手数料が15%や20%と記載され異常に高く感じます。

ファクタリング会社によって表記が異なるケースもありますので手数料の部分は鵜呑みにせず、一度自身で計算して不明な点は確認することが自己防衛となります。

ファクタリング手数料の詳しい記事はこちら

>>ファクタリング手数料相場を徹底解説

ファクタリングで即日資金調達する条件

factoring-sokujitu

ファクタリングはシンプルな仕組みで売掛金を現金に変えるだけですので、ファクタリング会社によって即日現金化してくれるところもあります。

ただし、即日対応する場合でも最低限の審査や手続きが必要ですので、どのような場合でも即日資金調達できるわけではありません。

ではどのような条件の下で即日現金化できるか概要をお伝えします。

まず、審査の面で大事なポイントがあります。

  • あなたが信頼できる人かどうか
  • 売掛金が間違いなく存在しているか
  • 売掛先の企業の信頼性はどうか
  • 売掛金が間違いなく回収できるか

上記について適切に対応できれば売掛金の現金化手続きはスムーズに進みます。

では実際にどのような点に注意すれば良いかまとめます。

あなたの会社の状況が分かる資料を用意する

会社概要やホームページなどを提示できるようにしましょう。また、過去の決算書を2期分?3期分用意しましょう。

 

売掛金が間違いなく存在していることを客観的に示す資料を用意する

例えば、定期的に取引している売掛金ではれば継続していることが分かる資料や、発注書や売掛金の請求書など。

 

当日早い時間に申し込む

審査や事務手続きに少なからず時間がかかりますので、午前中できる限り早い時間にファクタリング会社に連絡しましょう。

ファクタリングの即日現金化について詳しい内容はこちら

>>ファクタリングの即日現金化について

ファクタリングの審査は甘い?審査基準のポイント解説

factoring-torihiki

ファクタリングは融資ではありませんので、銀行のような融資審査と比べると基準は甘いと言える内容になります。

なお、審査が甘いと言っても、瑕疵があるようなデタラメな審査ではなく、銀行融資等とは基準が違うということです。

2社間と3社間では審査の対象が変わる

ファクタリングには以下の2種類の取引があります。

  • 利用会社とファクタリング会社で行われる2社間取引
  • 利用会社とファクタリング会社の他に売掛金先企業を含めた3社間取引

3社間取引では売掛金先からファクタリング会社が売掛金を回収する事になります。

銀行の融資の審査では融資先を審査する事になりますが、ファクタリングでは利用会社と売掛金先の企業、そして売掛金そのものを審査します。

売掛金先の審査を重視

ファクタリングには2社間と3社間がありますが、ファクタリングの特性から利用会社以上に売掛金先企業の審査を重視して行います。

一般的に企業が銀行からの借入をする場合には、審査の対象は融資先の信用格付などの企業の将来性や実績などを見られますが、ファクタリングの審査では売掛債権先の信用力の方が大きく見られる事になります。

その理由としては、売掛金の回収先がファクタリング利用会社ではなく売掛金先の企業になるためです。 ファクタリング利用会社の審査も必要ですが、肝心なのは売掛金が回収できるかどうかです。

ファクタリングの審査についての詳細記事はこちら

>>ファクタリングの審査基準のポイントとは?

ファクタリングは違法?

factoring-ihou-bengosi

過去にはファクタリング業を営んでいた業者の数名が逮捕されるという衝撃的なニュースが発生しました。

そこでここでは、実際にファクタリングは違法かどうか、どういうケースが危険か、違法の可能性がある場合の弁護士対応などいつて詳しく解説します。

ファクタリングは基本的に違法ではない

ファクタリングは売掛債権を売却して資金化する取引ですので営んでいる業者は貸金業登録をする必要がありません。

貸金業法や利息制限法が適用されませんので基本的に違法ではないという結論になります。

しかしファクタリング会社の実態や取引内容によって違法と判断されてしまう可能性があります。

ですので取引する前に注意しておかなければトラブルに巻き込まれる可能性がありますので注意しましょう。

貸金と判断されると違法?

ファクタリングは売掛債権の売買契約に該当しますが、取引によっては貸金契約と判断されてしまうケースがあります。

  • 貸金業法
  • 利息制限法
  • 出資法

これらの規制に当てはまる契約と判断される場合、違法になる可能性があります。

ファクタリング会社と取引をする前にしっかり頭に入れておきましょう。

ファクタリングの違法について詳しい内容はこちら

>>ファクタリングは違法か徹底解説

ファクタリングの悪徳会社を見極める方法

ファクタリング事業は法的な制限や届出義務がないため、中には悪徳と言われる業者が存在しています。

ですので、ファクタリングを利用する際には、悪徳ファクタリング会社に騙されないよう自己防衛する必要があります。

そこで、ファクタリング会社のなかで、悪徳な業者や違法を行っている会社かどうかを判別する方法を厳選してお届けします。

悪徳ファクタリング会社を見極める12のポイント

1.ファクタリング会社の固定電話の有無

2.面談審査を実行しているか

3.見積もりの提示に妥協がないか

4.ファクタリング手数料が適正か

5.契約書を入念に作成しているか

6.ファクタリング契約に際して提出書類をどの程度要求してくるか

7.ファクタリングサービスの充実度

8.ファクタリング会社の概況が明記されているか

9.入金口座の名義が同一か

10.保証人や担保を要求してこないか

11.融資話を持ちかけてこないか

12.追加費用を要求するか

>>ファクタリングの悪徳会社を見極める具体的な方法はこちら

ファクタリングの必要書類を知らないといざという時に困る

ファクタリングを利用する際には提出する必要がある書類がいくつかあります。

個々のファクタリング会社によって必要書類は違いますが、基本的な部分はだいたい同じです。

概要として以下の3つは必須です。

  • 1)売掛債権の内容を確認できる書類
  • 2)法人や事業に関する説明書類
  • 3)会社の業績を確認できる書類

具体的な書類は以下の通りです。

  • 商業登記簿謄本や印鑑証明書
  • 会社のパンフレットなどの法人や事業に関する説明書類
  • 会社の決算書や税務申告書
  • 直近の試算表や資金繰り表や銀行通帳のコピーなどの会社の業績を確認できる書類
  • 取引先との間に締結している基本契約書や個別契約書
  • 発注書や注文請書、納品書、請求書などの債権の内容を確認できる書類

実際にはファクタリング会社の方針によって増減しますので、利用の可能性が高まった時点で直接問い合わせして確認しましょう。

ファクタリングの申し込み先は大きく分けて次の3つあります。

  • 都市銀行、地銀、信用金庫など銀行系のファクタリング
  • カード会社やビジネスローン会社が行っているノンバンク系のファクタリング
  • ファクタリング専門会社の会社が行っているファクタリング

一般的に審査の難易度は、銀行>ノンバンク>専門会社となっていて左側の方が審査が厳しくなります。

なお、手数料は反比例して、銀行<ノンバンク<専門会社と、左側の方が手数料が安くなる傾向があります。

このことからもファクタリングを利用する際、手数料を重視する場合は銀行系のファクタリング、審査の通りやすさやスピードを重視する場合は専門会社を使った方が良いでしょう。

>>ファクタリングの必要書類について詳しい内容はこちら

ファクタリングの会計処理、仕訳、勘定科目について

factoring-kaikeisyori

ファクタリングが利用されるようになったのがここ数年のため、会計処理、仕訳の方法が浸透していない可能性があります。

そこで、ファクタリングで資金調達を行った際の会計処理、仕訳について解説します。

会計処理のポイントとなる仕訳とは?

会計処理の基本原則である「貸借一致の原則」で借方と貸方に記録される上記の資産・負債・純資産は必ず一致する必要があります。

仮に50万円の売掛債権が発生した場合は

借方科目 借方科目
売掛金500,000 売上500,000

売掛債権を小切手で回収した場合は

借方科目 借方科目
現金500,000 売掛金500,000

また30万円の買掛債務が発生した場合は

借方科目 借方科目
仕入300,000 買掛金300,000

買掛債務を普通口座から振り込みで支払った場合は

借方科目 借方科目
買掛金300,000 普通預金300,000

このように全ての出入金が借方と貸方に反映されることで貸借一致の原則が確保されます。

売掛債権を譲渡し売却益で資金調達を行うファクタリングも仕訳に記録する必要があります。

>>ファクタリングの会計処理や仕訳の詳しい内容はこちら

ファクタリングの来店不要サービスについて

ファクタリング会社によって審査のための来店が不要なサービスがあります。

来店審査は手間がかかるため、来店不要のファクタリングサービスの方が便利だと思う一方で、来店してどのような会社か確認してからサービスを利用したい経営者も多いのではないでしょうか。

なぜ来店不要のファクタリング会社が存在するのか?

ファクタリングの度にわざわざ面談するのは、利用者側にとってもファクタリング会社側にとっても大変な手間となります。

また、面談を行っても結局、審査の中心は利用する企業や売掛先の企業の信用情報ですので、企業名や財務状況が詳細に確認できれば来店不要で面談を行わなくても審査が可能といえます。

都心から離れた地域のファクタリング会社の場合、来店を義務付けていると商圏の会社が少ないためインターネットなどで遠隔から来店不要でファクタリングを行っているというケースも少なくありません。

このような理由から来店不要のファクタリングを営業している会社があるということです。

ただし、来店が必要なファクタリング会社と比較すると手数料が高めに設定されているケースもありますので、来店が必要な会社の方が条件が良いケースも少なくありません。

さらに詳しい内容はこちらより

>>ファクタリングの来店不要サービスについて詳しい内容はこちら

給料ファクタリングとは?

kyuuryou-factoring

会社から給料をもらう場合、基本的に働いてから支払いが発生することになりますので債権と言えます。

働いた分の給料の支払いを請求する権利を給料債権と呼ばれていて資金化して調達することを言います。

給料ファクタリングはどのような仕組みで行われるの?

通常のファクタリングは2社間と3社間がありますが、給料ファクタリングに関しても同様です。

それでは2社間と3社間のそれぞれの仕組みを見ていきましょう。

2社間ファクタリングの仕組み

  • ①依頼者が会社で仕事をして給料債権を取得する
  • ②依頼者がファクタリング会社と債権譲渡契約を結ぶ
  • ③ファクタリング会社が手数料を差し引いた金額を依頼者に支払う
  • ④依頼者が会社から給料を受け取る
  • ⑤給料をファクタリング業者に支払う

3社間ファクタリングの仕組み

  • ①依頼者が会社で仕事をして給料債権を取得する
  • ②依頼者が会社に給料債権譲渡の同意を得る
  • ③依頼者がファクタリング会社と債権譲渡契約を結ぶ
  • ④ファクタリング会社が手数料を差し引いた金額を依頼者に支払う
  • ⑤勤務先が依頼者の給料をファクタリング会社に支払う

>>給料ファクタリングについて詳しい内容はこちら

ファクタリングは個人事業主の利用もOK?

ファクタリング業者は審査が甘いだけでなく中小企業の経営のサポートを基本理念にしているため銀行に比べて資金調達をしやすいです。

しかし個人事業主に関しては契約に難色を示されてしまうケースもあります。 主な理由は

  • 売掛金の規模が小さい
  • 売掛金の継続性が低い
  • 個人事業主という信用力の問題

などが挙げられます。個人事業主がファクタリングで資金調達をする場合はこれらの問題点を解決していくことが大切です。

個人事業主がファクタリングで即日調達するコツは?

個人事業主は中小企業よりファクタリングの契約をするときのハードルが高くなりますが、決して不可能ではありません。

実際に契約をして事業資金を即日調達をしている個人事業主もいます。ただし即日調達をするときは心掛けておきたい点がありますので意識してみましょう。

少額ファクタリングをする

個人事業主は中小企業に比べると事業の規模が小さいことが多いため売掛金の信用性に関してはどうしても低くなってしまいます。

そのため多額の資金調達を希望するとファクタリング業者も不安を感じて難色をしてしまうのです。

しかし少額であればファクタリング業者も不安を感じることは少なくなるので応じてくれることも多いです。

個人事業主が即日調達をしたいときは少額ファクタリングをするのが効果的なので試してみてはいかがでしょうか。

ファクタリングの面談では紳士的な対応をする

ファクタリングは金融取引なので信用性が重要なポイントになってきます。

業者側は面談でどのような人柄なのかをしっかり確認していることが多いです。

傲慢な態度が見られてしまうと業者側からの印象が悪くなります。

面談では紳士的な対応をして業者側に良い人柄の個人事業主と思われるようにすると効果的なので意識してみましょう。

さらに詳しい内容は詳細記事をご確認ください。

>>ファクタリングの個人事業主の利用について詳しい内容はこちら

ファクタリングの具体的な流れ

ファクタリングは、商取引で発生する売掛金さえあれば資金調達可能ですので、特に資金繰りの厳しい中小企業にとっては貴重な仕組みと言えます。

そのファクタリングの具体的な流れは、次の6つのステップに分けられます。

この6つのステップを1つずつ説明して行きます。

①売掛債権の発生

ファクタリングは売掛金の買取を行うサービスなので、売掛債権が存在することが大前提となります。まずは売掛金や受取手形の有無を確認しましょう。

※チェックポイント

  • 売掛金、受取手形の有無の確認

②ファクタリング会社への連絡(問い合わせ)

①の確認が済んでファクタリングを希望する方は、ファクタリング会社に対して「問い合わせ」を行います。問い合わせ方法は、「直接問い合わせ」と仲介業者からの「紹介」の2つが挙げられます。

※チェックポイント

■自分でファクタリング業者を探す

【メリット】

  • 数多く存在する業者の中から自社に合ったところを選べる
  • 自分で探すので仲介手数料が掛からない

【デメリット】

  • 自社に合った業者を探すのに時間が掛かってしまう
  • どの業者が良いのか判断をつけにくい
  • 手数料などが高い業者を選ぶ可能性がある

■仲介業者を利用して業者を探す

【メリット】

  • 自社に合った業者を時間を掛けずに選んでもらえる

【デメリット】

  • 仲介業者に支払う仲介手数料が発生する場合がある

③売買契約の締結

契約のための必要書類を提出し、ファクタリング会社による審査が行われます。

審査通過後、売買契約を取り交わすことになります。この時に結ぶ契約内容には買取条件や買取金額、代金回収後の支払いに関する事項が含まれます。

※チェックポイント

  • 買取条件の確認 :買取対象債権の種類、買取金額、買取手数料など
  • 必要書類の用意 :商業登記簿謄本(3か月以内のもの)、印鑑証明書、売掛金一覧表など
  • 審査手続への備え:事業者によっては書類審査の他に面談を行う場合もあるので、各審査手続きに備えが必要

④買取代金の受け取り

売買契約の締結後、売買契約に従ってファクタリング会社から依頼主へ買取代金が支払われます。

この時、ファクタリング会社から支払われる買取金額は、売掛債権の額面に対して留保金を除いた70%~80%程度になります。

⑤売掛金の回収

依頼主は売掛債権の回収期日、売掛先から資金回収を行います。

※チェックポイント

  • この回収については掛取引を行った際に決めた回収期日に行えば良く、無理に前倒しをする必要はありません
  • 回収期日に売掛先から確実に回収を行う

⑥ファクタリング会社への支払い

最後に⑤で回収した資金を売買契約の内容に沿って、定められた期日までにファクタリング会社に指定金額の支払いを済ませることで、ファクタリングが完結します。

※チェックポイント

  • 売掛先から回収した資金は、売買契約に定められた支払期日までにファクタリング会社へ支払う
  • 「期日後支払」に該当する「留保金」がある場合には、その分の金額をファクタリング会社から受け取る

ファクタリング会社の選び方の注意点

ファクタリング会社を選ぶ際は慎重になりましょう。

ファクタリング会社の中には資産売却に目を付けた悪徳業者も存在しますが、ホームページやネット広告などの宣伝内容から、悪徳業者を見極めるのは大変困難です。

公表しているサービス内容の確認と合わせ、実際に契約をする際にどのような内容になるのかを事前に確認しておくと良いでしょう。

詳しい内容はこちらの記事が参考になります。

>>ファクタリング会社の選び方

ファクタリング会社と契約終了後に確認すること

ファクタリング会社との契約が終了すれば入金確認を行います。2社間契約の場合には、取引先から売掛金が入金されたらファクタリング業者へ送金する必要があります。

万が一送金が遅れた場合、ファクタリング会社によってはすぐに取引先へ「債権譲渡通知」を送付する可能性があります。この書類が取引先へ送付されると、取引先に知られないよう2社間契約でファクタリング会社へ売掛債権を売却したことが、取引先に伝わってしまいます。

従って予定通りの送金が行えない時や取引先からの入金が無い場合には、ファクタリング会社に連絡を入れましょう。正当なファクタリング会社であれば売掛金の入金が無い場合に経営者に責任を問う事はありませんし、状況を説明すればアドバイスがもらえるはずです。

ファクタリング時は大きな金額が動くので慎重に行動するように心がけましょう。そして、契約書と照らし合わせ入金された金額に間違いが無いかの確認を行い、問題無ければ次に送金日や振込口座についてチェックをしておきましょう。

ファクタリング完了後に忘れずにやるべきこと

ファクタリング会社への送金も終り契約完了となり、ひと安心したいところですが、まだやることが残っています。それは、「債権譲渡登記の抹消」です。

一般的にファクタリング会社は、契約時に債権譲渡登記を行います。債権を購入して債権所有者が変更されたという登記情報ですが、この処理が行われているかについて確認をし、登記情報が残っている場合には抹消手続きを行います。

ファクタリングの解説まとめ

ファクタリングは、売掛債権の発生から始まり、回収した売掛債権をファクタリング会社へ支払うことで完了する流れになります。スムーズな資金調達を行うためには、紹介した6つのステップをしっかりと把握し理解を深めておきましょう。

ファクタリング会社は、貸金業に当たらないため貸金業法が適用されません。そのため派手な宣伝文句がサイトで見られたり悪徳業者も潜んでいると言われますので、業者選びは専門家に任せるのも1つの方法です。

資金調達ガイドでは、優良なファクタリング会社を厳選しています。

>>試しにいくら調達可能か無料試算してみる

なお、ファクタリングによる資金調達以外にスピード重視で現金を調達したい場合はビジネスローンも有効です。

>>ビジネスローンの情報はこちら

資金調達の方法は他にもありますので自社に合ったものを選ぶのが大事です。

>>28種類の資金調達方法はこちら

ファクタリング関連記事一覧

【2019年版】ファクタリング会社の選び方&ファクタリング会社95リスト

「ファクタリング会社の選び方が難しい」というお声をよくいただきます。ファクタリングを使ってみたいけど変な会社を使いたくない信頼できるファクタリング会社の選び方が分からない等々、特にこれから利用を検討している社長様が悩む問題です。そこで当サイトでは資金調達の専門家として、安心して利...続き

ファクタリングの与信調査とは?自社と取引先の金銭的な信用について

factoring-yosin-tyousa

ファクタリングのサービスを利用するときに与信調査という言葉を聞いたことがあるかもしれません。与信という言葉を広辞苑で調べると「信用を供与する」となっています。ファクタリングのサービスを利用する際も与信調査が行われますが、一般的には信用調査とも言われています。ファクタリングの場合は...続き

給料を前借するような感じ?個人向けの資金調達方法の一つの給料ファクタリングを解説!

kyuuryou-factoring

ファクタリングは売掛債権を資金化する方法なので法人向けのサービスというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。経営状態が厳しくて銀行から融資を受けるのが難しい中小企業の資金調達の方法として活用されています。そのファクタリングですが、実は個人向けのサービスもあります。個人...続き

ファクタリングの銀行系とは?その特徴とメリット・デメリットを分かりやすく解説!

factoring-bank

事業の資金調達の方法には、ファクタリングという売掛債権を売却して資金を調達する方法がありますが、そのファクタリングには銀行系ファクタリングというものがあります。銀行と名前が付いているので、融資の様なものかと勘違いしてしまうかも知れませんが銀行融資とは別のものとなっています。こちら...続き

ファクタリングの審査基準のポイントとは?!ファクタリングの審査について詳しく解説!

factoring-torihiki

企業の資金調達では様々な手段や方法がありますが、その中にはファクタリングという資金調達方法もあり、売掛金を業者に売る事で銀行などの借入よりも早く資金調達する事ができます。そのファクタリングを利用する場合ではファクタリング会社が必要になり、売掛金を売却する場合には審査が行われていま...続き

ファクタリングは違法か徹底解説!弁護士に相談するべきケースとは?

factoring-ihou-bengosi

ファクタリングは中小企業の経営者や個人事業主の資金調達方法として浸透してきています。銀行融資やビジネスローンに比べると規制が少なく審査が甘いので最短即日で資金調達することができるケースもあります。しかしファクタリング業を営んでいた業者の数名が逮捕されるという衝撃的なニュースも発生...続き

ファクタリングは即日現金化も可能?売掛金で即日資金調達する条件とは

factoring-sokujitu

ファクタリングはシンプルな仕組みで売掛金を現金に変えるだけですので、ファクタリング会社によって即日現金化してくれるところもあります。ただし、即日対応する場合でも最低限の審査や手続きが必要ですので、どのような場合でも即日資金調達できるわけではありません。z/p>ここでは即日現...続き

意外に間違える?資金調達手段のファクタリングの会計処理、仕訳の方法とは

factoring-kaikeisyori

ファクタリングは流動性の低い売掛債権を譲渡することで資金に置き換えられる資金調達手段ですが、利用されるようになったのがここ数年のため、会計処理、仕訳の方法が浸透していない可能性があります。そこで今回、ファクタリングで資金調達を行った際の会計処理、仕訳について解説します。【会計処理...続き

ファクタリングには担保が不要?似て非なる売掛債権担保融資とファクタリング!

factoring-tanpo

資金調達手段として近年注目されるのが、売掛債権を譲渡して資金調達を行うファクタリングですが、売掛債権を担保に融資を受ける売掛債権担保融資と混同している方が少なくないようです。どちらの調達手段も売掛金を利用したものであることから、混乱を招きがちですがファクタリングと売掛債権担保融資...続き

資金調達方法として注目のファクタリング!しかし譲渡禁止の売掛債権は利用できない?

factoring-jyoutokinsi

流動性の低い資産である売掛債権の存在に頭を悩ませる経営者にとって売掛債権を譲渡することで資金調達を行えるファクタリングは非常に魅力的な存在です。実際に近年ファクタリングによる資金調達の事例は増加しています。未回収リスクと共に売掛債権を流動性の高い資金に置き換えられるファクタリング...続き

運転資金の確保にお困りではないですか?

  • 支払いサイトが長いため資金のやりくりに苦慮している…
  • 売掛金を少しでも早く回収をして運転資金にあてたい…
  • 急な支払いが発生したため運転資金が足りなくなりそうだ…
調達可能な目安額をかんたん無料診断

御社が調達可能な目安額をかんたん無料診断!!

日々、全国各地の社長様がぞくぞくと診断中!!

  • 診断数700件超
  • ご相談件数No.1

下記フォームの項目を選択して送信するだけ!
いますぐ無料診断をお試しください。

5秒でわかる!

かんたんな質問に答えるだけで、いくら資金調達できるかすぐ分かります。
10万~3億円の事業資金を最短即日で調達可能です。

【無料】資金調達金額を診断する

プライバシーポリシーはこちら

今すぐお金が欲しい!資金調達診断