ファクタリングの仕組み徹底解説!口コミ・評判、優良ファクタリング会社の選び方

ファクタリングについて

ファクタリングは16世紀のイギリスで発祥、その後アメリカで発達し、19世紀~20世紀にかけて現在に近い形になってきたと言われています。

日本では1970年頃から利用されるようになりました。

一般的に利用されるファクタリングは、売掛金売却して現金化する買取型です。

当ページではこの買取ファクタリングについて、概要からメリット・デメリット、仕組みや業者の選び方な流れなど詳しく解説しています。

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ファクタリングとは

ファクタリング(factoring)とは、売掛債権を対象とした金融サービスで、主に以下の5つに分類されます。

  • 買取ファクタリング…売掛債権を期日前に売却して現金化する資金調達方法
  • 一括ファクタリング…手形の代わりに利用され、一括で銀行が買い取るシステム
  • 保証ファクタリング…売掛債権に保険をかけてリスクを回避するために利用される
  • 国際ファクタリング…国際貿易の輸出企業が確実に代金を回収するため信用状 L/Cの代わりに利用される
  • 診療報酬ファクタリング…医療機関が利用する資金調達方法

この5種類の中でも一般的に利用される機会が多いのが買取ファクタリングです。

融資を受けるのが難しい中小企業の資金調達方法として注目されるようになりました。

【補足】ファクタリングは政府が推奨する資金調達方法

ファクタリングは、中小企業の資金調達を支援するために政府が推奨している資金調達方法です。

不動産担保ローンなど他の融資制度に限界があるため、政府(経済産業省)は中小企業の資金繰りが深刻な状態になっているのを何とか改善したいと考え、アメリカなどで広く普及している『売掛債権(売掛金など)を活用した資金調達』を模索します。

売掛債権を活用する仕組みは主に次の2つです。

  • 売掛金を売却して現金化=ファクタリング
  • 売掛金を担保にして借りる=売掛債権担保融資(ABL)

参考元

ファクタリングの仕組み、お金の流れを解説

ファクタリングの仕組みについて

仕組み(流れ)を簡単にまとめると、ファクタリングを利用する事業者は取引先との間で発生した売掛金を期日前にファクタリング会社に買い取ってもらい、事業主はファクタリング会社からすぐに現金を受け取ります。

その後、売掛金の期日が到来したら取引先から回収される現金をファクタリング会社が受け取り、一連の契約が終了します。

2社間・3社間の違い

ファクタリングの契約には「2社間契約」と「3社間契約」があります。

大きな違いは、取引先(売掛先)を交えるかどうかです。3社間契約は取引先も交えた契約になるため、自社の資金繰り状態が取引先に知られることになります。

3社間契約ファクタリング

取引先を含めて行う契約を3社間ファクタリングといい、売掛金の期日にはファクタリング会社が取引先から現金を回収します。

2社間契約ファクタリング

取引先を含めない契約を2社間ファクタリングといい、売掛金の期日にはファクタリング会社が依頼者(事業主)から現金を回収します。

  

買取・一括・保証・国際・医療の違い

ファクタリングは目的によって種類が5つあり、中小企業が一般的に利用するケースは手元の売掛金を早期に現金化するもので、買取ファクタリングになります。

買取型は他にも「一括ファクタリング」と「医療ファクタリング(診療報酬ファクタリング)」が該当します。

「保証ファクタリング」と「国際ファクタリング」は、リスク回避のための保証として利用されるサービスです。

ファクタリングの買取時の掛目

買取の掛目は、3社間であれば「90~95%前後」、2社間の場合には「75%~90%前後」が一般的です。

調達に要する時間は3社間の方が時間がかかり、場合によっては2週間以上かかることもあります。

その点、2社間契約の場合には、最短で即日に調達できる場合もあります。ファクタリング会社によって異なりますが、時間がかかったとしても1週間程度までに完了するのが一般的です。

ファクタリングの手数料相場、適正水準とは

資金イメージ

ファクタリングの手数料の相場は「2社間契約」と「3社間契約」で水準が違います。

2社間契約ファクタリングの手数料相場 1%~5%

3社間契約ファクタリングの手数料相場 10%~25%

なお、手数料はファクタリング会社によって表記や基準が異なります。ここでは、一般的な計算方法を紹介します。

手数料の計算式は下記のように表せます。

「手渡し金額=債権金額×掛目-手数料や経費」

債権金額は満額の額面に一定の数字を掛け、80%や75%になる場合があります。

業者によっては、判りやすくする為に「掛目」を手数料と表記する業者もありますが、この場合一見すると手数料が15%や20%と記載され異常に高く感じます。

ファクタリング会社によって表記が異なるケースもありますので手数料の部分は鵜呑みにせず、一度自身で計算して不明な点は確認することが自己防衛となります。

ファクタリング手数料の詳しい記事はこちら

>>ファクタリング手数料相場を徹底解説

ファクタリングの注意点、メリット・デメリット、契約の流れ

ファクタリングのメリット・デメリット

ファクタリングの契約内容で抑えるべき注意点

ファクタリングを行う際に、契約内容についてしっかり把握・理解しておかなければ、後々トラブルへと発展する可能性もあります。

ファクタリング契約の注意点をピックアップします。

  • 資金回収ができた場合
    譲渡した売掛債権を売掛先から回収した資金はファクタリング会社に支払います。
    回収した資金を流用することはできません。
  • 資金の回収ができなかった場合
    譲渡した売掛債権を売掛先から回収ができなかった場合はトラブルが起きやすいといえます。その中でも償還請求権あり(ウィズリコース)で契約を結んだ場合は、売掛先からの回収の可否を問わず依頼主がファクタリング会社に対して支払い義務が発生するため、回収ができなかった場合も考慮した上で、契約内容を吟味する必要があります。

※チェックポイント

  • 償還請求権あり(ウィズリコース)とは・・・
    譲渡した売掛債権が回収困難になった際、その債権額を依頼主が保証します。
  • 償還請求権なし(ノンリコース)とは・・・
    譲渡した売掛債権が回収困難な状況に陥っても、依頼主は保証の義務がありません。

償還請求権なし(ノンリコース)の契約は、資金が回収不能な状態に陥っても、その債権額を依頼主が保証する必要がないため、売掛金の回収不能リスクも合わせて譲渡できるという意味でメリットがあります。

ファクタリングのメリット

  • 資金調達のスピード
  • 赤字・債務超過でも可能
  • 財務諸表がスリム化
  • キャッシュフローの改善
  • 信用情報に影響なし
  • 金融機関やビジネスローンと審査方法が違う
  • 連帯保証人や担保不要
  • 債権の回収リスクを回避
  • 大口の資金調達も可能
  • 融資ではない・借入金ではない
  • 取引先が倒産しても支払い義務が発生しない

ファクタリングのデメリット

  • 手数料がかかる
  • 売掛先(取引先)との関係性が悪化する可能性(3社間ファクタリングの場合のみ)

ファクタリング契約の具体的な流れ

ファクタリングは、商取引で発生する売掛金さえあれば資金調達可能ですので、特に資金繰りの厳しい中小企業にとっては貴重な仕組みと言えます。

そのファクタリングの具体的な流れは、次の6つのステップに分けられます。

この6つのステップを1つずつ説明して行きます。

①売掛債権の発生

ファクタリングは売掛金の買取を行うサービスなので、売掛債権が存在することが大前提となります。まずは売掛金や受取手形の有無を確認しましょう。

※チェックポイント

  • 売掛金、受取手形の有無の確認

②ファクタリング会社への連絡(問い合わせ)

①の確認が済んでファクタリングを希望する方は、ファクタリング会社に対して「問い合わせ」を行います。問い合わせ方法は、「直接問い合わせ」と仲介業者からの「紹介」の2つが挙げられます。

※チェックポイント

■自分でファクタリング業者を探す

【メリット】

  • 数多く存在する業者の中から自社に合ったところを選べる
  • 自分で探すので仲介手数料が掛からない

【デメリット】

  • 自社に合った業者を探すのに時間が掛かってしまう
  • どの業者が良いのか判断をつけにくい
  • 手数料などが高い業者を選ぶ可能性がある

■仲介業者を利用して業者を探す

【メリット】

  • 自社に合った業者を時間を掛けずに選んでもらえる

【デメリット】

  • 仲介業者に支払う仲介手数料が発生する場合がある

③売買契約の締結

契約のための必要書類を提出し、ファクタリング会社による審査が行われます。

審査通過後、売買契約を取り交わすことになります。この時に結ぶ契約内容には買取条件や買取金額、代金回収後の支払いに関する事項が含まれます。

※チェックポイント

  • 買取条件の確認 :買取対象債権の種類、買取金額、買取手数料など
  • 必要書類の用意 :商業登記簿謄本(3か月以内のもの)、印鑑証明書、売掛金一覧表など
  • 審査手続への備え:事業者によっては書類審査の他に面談を行う場合もあるので、各審査手続きに備えが必要

④買取代金の受け取り

売買契約の締結後、売買契約に従ってファクタリング会社から依頼主へ買取代金が支払われます。

この時、ファクタリング会社から支払われる買取金額は、売掛債権の額面に対して留保金を除いた70%~80%程度になります。

⑤売掛金の回収

依頼主は売掛債権の回収期日、売掛先から資金回収を行います。

※チェックポイント

  • この回収については掛取引を行った際に決めた回収期日に行えば良く、無理に前倒しをする必要はありません
  • 回収期日に売掛先から確実に回収を行う

⑥ファクタリング会社への支払い

最後に⑤で回収した資金を売買契約の内容に沿って、定められた期日までにファクタリング会社に指定金額の支払いを済ませることで、ファクタリングが完結します。

※チェックポイント

  • 売掛先から回収した資金は、売買契約に定められた支払期日までにファクタリング会社へ支払う
  • 「期日後支払」に該当する「留保金」がある場合には、その分の金額をファクタリング会社から受け取る

ファクタリングの審査は甘い?審査基準のポイント解説

ファクタリングの審査について

ファクタリングは融資ではありませんので、銀行のような融資審査と比べると基準は甘いと言える内容になります。

なお、審査が甘いと言っても、瑕疵があるようなデタラメな審査ではなく、銀行融資等とは基準が違うということです。

2社間と3社間では審査の対象が変わる

ファクタリングには以下の2種類の取引があります。

  • 利用会社とファクタリング会社で行われる2社間取引
  • 利用会社とファクタリング会社の他に売掛金先企業を含めた3社間取引

3社間取引では売掛金先からファクタリング会社が売掛金を回収する事になります。

銀行の融資の審査では融資先を審査する事になりますが、ファクタリングでは利用会社と売掛金先の企業、そして売掛金そのものを審査します。

売掛金先の審査を重視

ファクタリングには2社間と3社間がありますが、ファクタリングの特性から利用会社以上に売掛金先企業の審査を重視して行います。

一般的に企業が銀行からの借入をする場合には、審査の対象は融資先の信用格付などの企業の将来性や実績などを見られますが、ファクタリングの審査では売掛債権先の信用力の方が大きく見られる事になります。

その理由としては、売掛金の回収先がファクタリング利用会社ではなく売掛金先の企業になるためです。 ファクタリング利用会社の審査も必要ですが、肝心なのは売掛金が回収できるかどうかです。

ファクタリングの審査についての詳細記事はこちら

>>ファクタリングの審査基準のポイントとは?

ファクタリング優良会社の選び方

ファクタリング会社の選び方として、肝心な点は悪徳会社を選ばないことです。

ファクタリング事業は法的な制限や届出義務がないため、残念ながら悪徳業者が存在しています。

悪徳業者かどうか判断は難しいですが、見極める方法がありますので参考にしてみてください。

>>ファクタリングの悪徳会社を見極める具体的な方法はこちら

優良ファクタリング会社を選ぶポイント

ファクタリング会社の選び方

優良のファクタリング会社かどうか確実に判断する方法はありませんが、まずは先の悪徳業者の見分け方を参考にしましょう。

その上で、自社に最適なファクタリング会社はどこかという点を踏まえて選ぶ必要があります。

2社間・3社間などの契約の違い、売掛金の金額、現金化をどれぐらい急ぎたいかなど、ファクタリング会社によって個々の対応に得手不得手があります。

ですので、自社が求める内容を一番良い条件で受けてくれる会社が良いと言えます。

詳しい内容はこちらの記事が参考になります。

>>ファクタリング会社の選び方

ファクタリングの解説まとめ

ファクタリングは、売掛債権の発生から始まり、回収した売掛債権をファクタリング会社へ支払うことで完了する流れになります。

ファクタリング会社は、貸金業に当たらないため貸金業法が適用されません。

そのため派手な宣伝文句がサイトで見られたり悪徳業者も潜んでいると言われますので、業者選びは専門家に任せるのも1つの方法です。

資金調達ガイドでは、優良なファクタリング会社を厳選しています。

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