資金調達ガイド

資金調達成功のカギは調達手段の比較・検討!業態や事業規模別の最適な資金調達手段とは?

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資金繰りに追われない安定した事業運営の実現には、円滑な資金循環による健全なキャッシュフローの維持が必要です。

円滑な資金循環には必要に応じた資金調達が求められ、資金調達は経営者にとって重要なテーマだと言えます。

資金調達手段はアセットファイナンス・デッドファイナンス・エクイティファイナンスに分類されますが、各手段はさらに細分化され30以上の調達手段が存在します。

業態や規模・調達資金額で適当な資金調達手段は異るため慎重に比較・検討を行い選定する必要があります。資金調達手段を比較しながら紹介します。

【保有資産を資金に置き換えるアセットファイナンスとは?】

保有資産を売却し資金に置き換えるのがアセットファイナンスです。資産価値が認められれば有形資産・無形資産を問わず全ての資産が売却対象となります。

資産のオフバランス化を促しキャッシュフローの健全化も期待できる資金調達手段で、比較的自己完結要素が強いのが特徴です。

アセットファイナンスで資金に置き換えられる有形資産とは?

保有資産の中で資産価値が認められ、売却で資金に置き換えられる有形資産には次に挙げるものが該当します。

・不動産や車両

・株券やゴルフ会員権

・製品在庫や原材料

・機械設備や内装設備などの設備類

これらの資産の売却益で資金調達を行います。

事業運営に必要な設備類は売却後リースに切り替え、継続使用が可能です。

一定の資産を持つ会社には有効な資金調達手段だと考えられます。

アセットファイナンスで資金に置き換えられる無形資産とは?

会社の保有資産と言えば既述した有形資産に目が行きがちですが、実は様々な無形資産も保有しています。

売却し資金に置き換える無形資産には次に挙げるものが該当します。

・売掛債権

・顧客網や販売店網

・特許や商標、開発権や営業権

会社の資金として計上される売掛債権は、流動性が低くキャッシューフロー悪化の原因となります。

近年注目されるファクタリングで売掛債権を資金に置き換えることは多くの会社が行うことができる資金調達手段だと言えます。

売却のみではない!アセットファイナンスでの資金調達手段とは?

保有資産の売却だけではなく以下の手段で資金調達を行うのも、アセットファイナンスに含まれます。

・債権回収

・保険や不動産契約の解約

未回収の金銭債権の回収や払戻金が発生する保険や不動産契約の解約は、多くの会社で実現できる資金調達手段です。

債権の自己回収を行えば売却益より多くの資金調達が実現しますし、保険の途中解約は違約金で返金額が減少しても借入れによる利息と比較して損金が少なければ効果的です。

また高額の敷金を支払った賃貸物件は契約を解消し敷金の返却を受け、敷金なしで家賃を上げる交渉や別の敷金のない物件への移転を行うことで、返却された敷金を事業資金に転換することができます。

有形資産を売却する方法は一定の資産を持つ会社が実現できる資金調達手段ですが、無形資産の売却・債権回収・保険や事務所の解約で行う資金調達は全ての会社で比較的実行しやすい資金調達手段だと言えるでしょう。

【借入れによって資金調達を行うデッドファイナンスとは?】

デッドファイナンスは融資を利用した資金調達手段で、比較的よく行われる資金調達手段だと言えます。

多くの金融機関が事業資金貸付を行っていますが、融資条件が異なるので利用の際には慎重に比較・検討を行うべきです。

事業資金融資を行っている金融機関とは?

一口に金融機関と言っても様々な業態があり、融資審査や担保設定の有無、利率などが異ります。

それらを比較・検討し金融機関を選定する必要があります。

事業資金融資を行う金融機関は以下のとおりです。

・都市銀行・地方銀行・信用金庫・信用組合などの民間銀行

・日本政策金融公庫・商工組合中央金庫などの公的金融機関

・消費者金融などのノンバンク

民間銀行は融資審査のハードルが比較的高い傾向にありますが信用保証協会の保証付融資の利用で、銀行から直接融資を受けるプロパー融資と比較すると審査のハードルがグッと下がります。

個人・中小・零細企業には公的金融機関が広く融資を行っており、利用価値が高いと考えられます。

またビジネスローンを提供する銀行もあり、利息は高めですが無担保・無保証人など通常の融資と比較すると格段に審査基準が緩い傾向にあると言われています。

金融機関からの融資以外で行えるデッドファイナンスとは?

デッドファイナンスによる資金調達は金融機関の融資だけで実現するものではありません。

金融機関の融資と比較すると知名度は低いものの、資金調達を実現でき調達手段は次のとおりです。

・少人数私募債

・社内預金制度

・代金前払いでの受注

小規模な社債発行が少人数私募債で、発行会社の役員や社員・取引先などの利害関係者・親族や知人などを対象に資金調達を行います。

また金融機関への定期預貯金よりも高利回り設定した社内預金で社員から預金を募れば、借入れ利息より低金利で資金調達ができます。

アセットファイナンスに近いデッドファイナンスも存在する

デッドファイナンスでは次に挙げる方法で保有資産を担保として資金調達を行います。

・在庫や原材料などの資産を担保とするABL

・売掛債権担保融資

・不動産担保融資

・手形割引

割引手形が不渡りになれば買い戻し義務が発生し、返済義務が生じる手形割引はデッド・ファイナンスに分類されます。

保有資産を売却することなく資金調達が行えるため、全ての会社で行える手段だと言えるでしょう。

新規借入れを行わないデッドファイナンスとは?

以下の方法で現在ある借入れの返済計画を変更で、キャッシュフローが改善し資金調達効果を得られればデッドファイナンスによる資金調達に分類されます。

・融資元の変更を行う借り換え

・返済計画を見直すリスケジュール(通称リスケ)

現在よりも低金利の金融機関への借り換えや、リスケで圧縮した月々の返済金額から余剰金を生み事業資金として運用します。

しかしリスケは金融機関内での評価が下がり新たな融資を受けることが困難となるため、リスケの実施は慎重に行うべきだと考えられます。

民間銀行のプロパー融資が難しい個人・中小・零細企業でも公的金融機関を利用することで資金調達に成功する可能性が高くなります。

金融機関以外からの融資で行う資金調達は会社の信用の高い一定の事業規模を有する会社では有効に働くと考えられます。

【投資を募り資金調達を行うエクイティファイナンスとは?】

投資家に投資を募り資金調達を行うエクイティファイナンスは上場企業のみが行える資金調達手段に捉えられがちですが、クラウドファンディングの登場で個人・中小・零細企業も利用できる資金調達手段としての可能性が生じました。

次に挙げるものが投資を募る資金調達手段として存在します。

・公募増資・株主配当増資・第三者割当増資での投資募集

・ベンチャーキャピタルや中小企業ファンド、エンジェル投資家からの出資

・IPO(株式公開・上場)による投資募集

・クラウドファンディングでの投資募集

ベンチャーキャピトルなどからの投資を受けIPOを行いM&A(事業譲渡)で巨額の資金調達を行う企業は存在しますが、投資を受けるのには上場が視野に入るだけの高い技術力が求められるのも事実です。

クラウドファンディング以外は株式会社のみ実現できる資金調達であり、個人・中小・零細企業では依然実現が困難であると言えます。

【資金調達の比較についてまとめ】

資金調達手段を3つに大別し比較してみると会社の業態や事業規模によって異なりますが、 アセットファイナンスとデッドファイナンスが現実的な資金調達手段ではないかと考えられます。

事業運営には資金繰りが必要ですが資金調達手段を誤ると企業生命に関わることも少なくないため、最新の資金調達手段の情報収集を怠らず慎重に比較・検討を行った後に資金調達を行ってください。

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