資金調達ガイド

【融資をご検討の方】日本政策金融公庫を利用する場合のメリットは7つ!!

日本政策金融公庫を利用する場合のメリット

 

事業において、資金調達は避けることのできない業務となります。資金調達のルートを理解し、確保しておくことは事業計画の根幹であり、非常に重要度の高い作業です。

そんな資金調達において、銀行・信金と並んで選択肢のひとつとなるのが日本政策金融公庫です。特に中小企業や小規模な事業者などの資金調達に強い性格を持ち、場合によってはそれらの資金調達において最も適した資金調達先となります。

この記事では、独特の性格を持つ事業者の強い味方である日本政策金融公庫について解説し、そのメリットを紹介します。

これらのメリットをよく吟味し、自身の資金計画に適した資金調達のやり方について考えてみましょう。

 

1.日本政策金融公庫とは

日本政策金融公庫とは、日本における政策金融機関のひとつです。国民生活金融公庫・農林漁業金融公庫・中小企業金融公庫を統合して2008年に設立された機関であり、前身である3つの金融公庫の業務を引き継いで、政策金融機関として資金の貸付けを行っています。

財務大臣が株主となって財務省の管理下にある企業であり、政府による民間への資金調達支援という目的のために設立・運営されていることが特徴です。簡単にいえば、政府が国民・民間企業のために融資を行う機関となります。

国を後ろ盾とした融資・貸付を行うため、民営の機関や銀行による融資とはその性質を異にする部分が多く、この点をうまく使えば資金調達における強い味方となってくれる場合があります。資金調達を考える場合、銀行とともにまず選択肢に入れたい金融機関といえるでしょう。

日本政策金融公庫の事業は3つに分けられており、そのうち国民生活事業では主に小規模企業向けの小口資金や新規開業資金の融資や教育ローンなど、他の2つでは中小企業向けの義業資金の融資を行っています。

 

2.日本政策金融公庫の融資の特徴

前述した通り日本政策金融公庫はその成り立ちからして銀行など民間の金融機関とは異なるため、当然融資の性格も異なってきます。日本政策金融公庫の基本理念には、この性格がよく表れています。

(1)政策金融の的確な実施
国の政策の下、民間金融機関の補完を旨としつつ、社会のニーズに対応して、種々の手法により、政策金融を機動的に実施する。

基本理念及び経営方針より

この「民間金融機関の補完」が非常によく表れた融資制度が多いことが日本政策金融公庫の特徴であり、独特のメリットを生む原動力といえるでしょう。

日本政策金融公庫の融資の特徴には以下のようなものが挙げられます。

  • 国の政策に基づいた「支援事業」であること
  • 銀行からの融資が受けられない国民も融資の対象としていること
  • 比較的低金利であること

日本政策金融公庫の役割のひとつに「一般の金融機関が行う金融を補完すること」があります。この理念が大きな理由となって民間の金融機関とは異なる融資の形を実現させており、後述する日本政策金融公庫による融資を受けることのメリットにつながっているのです。

 

3.日本政策金融公庫で融資を受けることのメリット

日本政策金融公庫の融資を受けることにはいくつかの大きなメリットがあります。

いずれも日本政策金融公庫の設立・運営理念に基づいた独特の運営からやってくるものであって、一般の金融機関において実現は難しいものばかりとなっています。こうした独特のメリットを活用することで、一般の金融機関ではなかなか難しいほどの安定した資金計画を立てることも不可能ではありません。

そのメリットは以下の通りです。

  • 長期・低金利の融資
  • 融資の受けやすさ
  • 減額申請の存在
  • これからの資金調達への好影響
  • 事業へのアドバイス・サポートの豊富さ
  • 保証人を必要としない制度
  • セーフティネット機能の充実

日本政策金融公庫の融資制度にはこのような利点があります。

それぞれ解説していきましょう。

 

3-1.長期・低金利の融資

日本政策金融公庫で融資を受けることの第一のメリットは、民間の金融機関による融資とは一線を画する金利の低さです。

利息で利益を得ることが大きな目的となっている一般の金融機関と比べ、日本政策金融公庫の金利は非常に低く抑えられ、貸付条件は比較的緩いものとなっています。

中小企業の事業への融資の主な貸付利率が、1.21~1.50%が基準利率となっていることがよい例です。

さらに、この事業では事業者の属性や事業内容など一定の条件を満たした場合、最大0.31%まで利率が低下する特別利率の制度も存在します。条件に合った融資制度があれば負担を大きく減らすことができるということです。

銀行による融資では2%以上の金利となることも多く審査も厳しい上、変動金利型の融資の場合は金利上昇リスクを背負うことにもなります。また、事業者向けのビジネスローンの場合はさらに高い利率が課されることも多くなっています。

日本政策金融公庫の融資は固定された低い金利で長期の貸付けを受けることができるために事業計画も立てやすく、負担を抑えながら返済ができることが特徴です。事業や制度によって利率は異なりますが、全体としてきわめて低い金利で融資を受けることが可能となっています。

利率が低いことは単純ですが大きなメリットであり、日本政策金融公庫による融資の最大の利点のひとつといえるでしょう。

 

3-2.融資の受けやすさ

次に、融資の受けやすさというメリットがあります。

上で述べたように、日本政策金融公庫は「一般の金融機関が行う金融を補完する」という立場をとっていることが特徴です。したがって、この立場から一般の銀行の審査では融資を受けることができないような事業者にも融資を行うことがあります。

一般貸付・普通貸付といった制度においても日本政策金融公庫は民間の金融機関とは異なる審査基準に則って融資の可否を決めるため、銀行の融資を受けることができなかった方でも日本政策金融公庫の融資を受けることができた、というケースが存在します。

特に、中小企業や新たに事業を始める方、個人事業主に対しては個別の融資制度を設けていることから、こうしたなかなか金融機関からの融資を受けにくい事業者にとって比較的融資を受けやすい金融機関であるといえます。

審査基準が独特で中小企業・個人事業主にとってチャンスが大きいという利点を持ちながら、上述のように低い利率で長期間の融資を受けることができる日本政策金融公庫の融資は非常に魅力的です。

特に、これまで融資を受けたことのない事業者は貸付と返済の実態がないことから有力な担保があるのに融資を受けられないという状況に陥りやすいですが、日本政策金融公庫の場合は融資の経験が審査の大きなウェイトを占めるわけではないため、こうした状況になりにくいというメリットがあります。

日本政策金融公庫を利用する場合のメリット

 

3-3.減額申請の存在

3つめのメリットとして、返済の減額申請、いわゆるリスケジュールが可能なことが挙げられます。

万一の場合の対応として、日本政策金融公庫は計画通りの返済が難しくなった場合の返済額の減額と返済期間の延長を認めています。基本的には行うべきではないことですが、減額の申請と交渉が認められているということは事業や事業者が万一の状態に陥った際にも安心できるというメリットです。

こうしたリスケジュールへの対応自体は一般の金融機関にもあるものですが、民間ということもあって比較的より厳しく融資の回収に動く傾向があることが問題です。

 

3-4.これからの資金調達への好影響

2つめのメリットである融資の受けやすさについて述べた際にも出ました、融資を受けた経験のない事業者は一般に審査を通過しにくい傾向にあります。そのため、有力な担保を有していても返済の実績のなさから返済能力に疑問を持たれ融資を断られる、または高金利の貸付となってしまうことが多くなります。

日本政策金融公庫の審査基準は独特であるためこの問題をクリアできると述べましたが、日本政策金融公庫による融資を受けることで、先程の問題もまたクリアできる場合があります。

日本政策金融公庫の融資を受けた、という実績が示されることは、他の金融機関からの融資を受ける際にも審査における指標として役立ちます。特に新しく事業を始める方にとって有用なメリットであり、日本政策金融公庫の融資を足がかりにして新たに資金調達のルートを開拓できることは、事業の将来性にとって大きなプラスとなります。

日本政策金融公庫は新規開業、または開業から日が浅い事業者に対して個別の融資制度を採用しており、上記の融資の受けやすさと併せて大きな利点となりえるでしょう。

 

3-5.事業へのアドバイス・サポートの豊富

事業に対する金融の面からのサポートが豊富かつ手厚いことも日本政策金融公庫で融資を受けることのメリットです。

融資のみではなく、事業資金に関する相談事業や幅広い分野のセミナーの開催など、多種多様なアプローチを通じてサポートしてくれることも日本政策金融公庫の大きな特徴です。

特に中小企業やベンチャー企業、新規開業に対するサポートは非常に多く、創業相談やベンチャー支援機関との業務連携など、金融機関としての活動のみにとどまらない支援を展開しています。

 

3-6.保証人を必要としない制度

日本政策金融公庫の融資制度の中には、保証人を必要としないものもあります。日本政策金融公庫の融資といえば、保証人や家族構成などを非常に重要視するイメージが前身である国民生活金融公庫や中小企業金融公庫には存在しましたが、近年ではそれが変化しつつあります。

具体的なもので言うと、日本政策金融公庫における「担保を不要とする融資」のことです。これは、無担保の融資であり、かつ法人の場合は代表者のみの保証、個人の場合は保証なしで融資を受けられるというものです。

この場合、特別利率として年利がやや上昇しますが元々が低金利な日本政策金融公庫の融資であるために無担保・無保証で受けられる融資としては非常に低い金利となっています。

また、特例として経営者の保証を不要とする融資も併せて利用することができる場合もあります。

長期・低金利の融資を保証人を必要とせず利用できるのは日本政策金融公庫だけの特徴と言っても過言ではありません。総じて、日本政策金融公庫の融資は創業や中小企業などにとってメリットの多きい融資制度が多いといえます。

 

3-7.セーフティネット機能の充実

日本政策金融公庫の経営方針のひとつに、次のようなものがあります。

(2)セーフティネット機能の発揮
イ 自然災害や経済環境の変化等によるセーフティネット需要に機動的に対処する。
ロ 内外の金融秩序の混乱または大規模災害等の危機による被害に対処する。

基本理念及び経営方針より

この「セーフティネット機能」という視点が重視された融資制度が多いことも日本政策金融公庫の魅力です。

日本においては政策金融機関に期待される役割として災害への対応が重要視されてきた歴史から、日本政策金融公庫でも災害をはじめとした経済環境の変化への対応・ケアは重要とされています。業務運営計画にも東日本大震災や各地の地震・その他災害などへの対応がよく登場しているように、災害へのセーフティネット機能の拡充は日本政策金融公庫の大きな目標となっています。

このため、民間の金融機関と比較しても非常に手厚い被災した事業者へのサポート・融資が受けられることが特徴となっています。また、災害のみならず経営の悪化・金融危機などに際しての資金繰り支援も充実していることが日本政策金融公庫の魅力といえます。

前身である国民生活金融公庫・中小企業金融公庫の業務を引き継いだことで、特に中小企業・小規模事業者への対応が充実していることも特徴のひとつです。経営の悪化は大企業と比べ資金調達の難しいこれらの事業者にとって非常に厳しく、かつ抜け出し難いものであるため、こうしたセーフティネットの充実した日本政策金融公庫の融資制度は中小企業・小規模事業者にとって大きなメリットとなります。

 

最後に

このように、日本政策金融公庫の融資は独特の特徴を持ち、場合によっては非常に優秀な資金調達先となりえます。

特に金利の低さと融資の受けやすさ、後の貸付けへの好影響といったメリットは事業にとって直接的に大きなメリットとなります。これらのメリットを活用し、よりよい資金計画をスタートさせましょう。

 

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