資金調達ガイド

クラウドファンディングで資金調達するなら知っておくべき!3つの型やメリットを解説

 

最近、何かと耳にする事が多いクラウドファンディング。TVや雑誌などのメディアで取り上げられる機会も徐々に多くなっており、新しい情報を日々チェックしている方なら既にご存じかもしれません。

しかし、クラウドファンディングがどのようなものであるかしっかりと理解しているという方は意外と少ないのではないでしょうか。

ここではそんなクラウドファンディングの評判や内容について詳しく見ていきたいと思います。

 

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、インターネットを介して行う資金調達手段の一つです。自身が温めているアイディアを実現する為に必要な資金調達を個人でも比較的容易に行えるという事で、アメリカで爆発的に浸透した事を発端に今や日本でも急速に普及する事となりました。

 

2014年には日本政府がリスクマネーの供給強化の手段の1つとしてクラウドファンディングの利用を促進していこうと働きかけた事、また同時期に施行された規制緩和なども手伝ってその勢いは加速の一途をたどっています。

 

ちなみにクラウドファンディングとは、群衆を意味するクラウド(crowd)と資金調達を意味する(funding)を組み合わせた造語です。クラウドファンディングという名前が世間一般に浸透し出したのは近年になってからですが、驚くべき事にそのようなビジネスモデル自体は17世紀に既に作られていました。アメリカの象徴でもある自由の女神の台座健造の際にも、クラウドファンディング的な逸話が残っている事で有名です。

 

初期のクラウドファンディングは募金や寄付に対して出資者に何らかのお返しをするというシンプルなものでしたが、現在はクラウドファンディングを運営している会社のサイトを経由して資金を募るという点で大きな違いがあると言えるでしょう。

 

クラウドファンディングの主な特徴

クラウドファンディングの最も大きな特徴として、専用のサイトを通じて出資を募る事にあります。現在では国内大手のCAMPFIREやReadyforなどに続いて、続々と新規のクラウドファンディングサイトがオープンしていますが、出資を募る際に必ず運営会社を経由するという点はどこもまったく一緒です。

そんなクラウドファンディングサイトですが、資金を調達する方法は大きく分けると下記の3つに分類する事ができます。

 

・寄付型

寄付型のクラウドファンディングは、出資者が見返りを求めないという特徴を持っています。

「絶対にこのアイディアを実現して欲しい」「このプロジェクトを応援したい」という方達からの出資を前提としているので、主に社会奉仕的なサービス、プロジェクトでこの寄付型が利用される傾向が多く見られます。資金調達者側もしっかりとした目的を持って臨んでいる場合が多く、プロジェクトさえしっかりした内容ならば比較的成功しやすい方法と言えるでしょう。

 

・投資型

金銭的なリターンを期待して出資者が投資を行うのが投資型のクラウドファンディングです。投資型にも複数あり、ソーシャルレンディングとも呼ばれる「融資型」。

投資した企業の売上によってリターンが上下する「ファンド型」などがあります。高いリターンが期待できる事から新しい投資方法として人気を集めていますが、言うならば株と似たような性質を持っていますので利用料とは別に出資者も税金を納める必要性が出てきます。

 

・購入型

日本では最も一般的となっている購入型。特に製品を製造する際のクラウドファンディングに多く、無事にプロジェクトが完遂されると出資者はその商品を無償、または割引で早い段階で入手する事ができるメリットがあります。資金調達者側・出資者側ともにメリットは非常に多いのですが、逆にプロジェクトが途中で頓挫するなどのリスクは他の方法よりも高くなっています。

 

自身のアイディアを実現する為に資金が必要な人、そしてそのアイディアに共感する人を結んでいるのがクラウドファンディングサイトの役割なのです。こうした事から、クラウドファンディング自体も一つのビジネスであると言えるでしょう。

 

クラウドファンディングの支払い料金・手数料

クラウドファンディングを利用するにあたっては、当然の事ながら手数料や利用料の事を考慮しなければなりません。クラウドランディングは資金調達者・出資者・運営者の3つの関係で成り立っています。

 

この手数料は運営者に対して支払われるものですが、通常出資者が手数料を支払う事はまずあり得ません。また、クラウドファンディングのサイトに登録し、自身のプロジェクトを掲載・審査を終える過程までは基本的にどの運営会社でも無料となっています。

 

出資者が手数料を支払う事になるわけですから、資金を調達する際はその事も考慮して目標額を設定しなければなりません。ちなみに、手数料や利用料は出資された金額からクラウドファンディングサイトに差引という形で支払われます。

また、出資者が最初に選んだ支払方式によっても多少の変化が見られます。

 

・All or Nothing方式

通常、クラウドファンディングサイトでは目標額と期限を設定して資金募集を行います。「All or Nothing方式」は期限内にこの目標額に届かなかった場合などは、すべての支援金が出資者に返金されるシステムです。この場合、通常一切の手数料はかかりません。1円でも足りなかった場合は未達成となる為、出資者側からするとそのプロジェクトに対してマイナスなイメージを持ってしまう事になるかもしれません。必ずプロジェクトを達成できると確信を持っている場合、「All or Nothing方式」は有効性が高いでしょう。

 

・All In 方式

期間内に目標額に達成していなくても、資金調達者はその金額を受け取る事が出来るのが「All In方式」です。この場合、その時点までに集めた資金に対して手数料がかかります。

なんとしても資金を集めたい場合には最適と言える方法ですが、集まっている資金に関わらずプロジェクトを遂行する必要性は出てくるでしょう。

 

・その他

上記2つの方式に加え、2016年にはクラウドファンディング大手のCAMPFIREが「ファンクラブ」という新たな支払い・課金方式を作るなど、運営会社によっては独自のサービスを打ち出す動きが見られました。まだまだ発展途上とも言えるクラウドファンディング市場ですから、差別化を図る為にこうした独自のサービスを打ち出す運営会社が今後も増えてくるのは間違いないでしょう。

 

クラウドファンディングを利用する事で得られるメリット

・利用する人を選ばない

クラウドファンディングの最も大きな特徴として、利用する人を選ばないという点が挙げられます。運営会社にもよりますが、登録や審査の段階で実質的な制限はほぼなく誰しもが気軽に利用する事ができます。

これは一般的に銀行などから融資を受けにくいとされる個人事業主や創業から日が浅いベンチャー企業にとって非常に大きな利点です。また、アルバイトやパートなどのまったくの個人でもクラウドファンディングを利用する事が可能という事でもあります。

 

・製品のPR効果

何らかの製品を作るプロジェクトの場合、そのPR効果は絶大です。製品発表前に多くの人の目にとまる事になるわけですから、プロジェクト達成後に売上のアップなどを期待する事ができるでしょう。これは、仮にプロジェクトが達成できなかった場合でも製品の問題点、価格設定などについて改めて考え直す言わばテストマーケティング的な使い方もできるわけですから、資金調達者にとっては非常にメリットが多いのは間違いないでしょう。

 

・資金調達が行いやすい

一般的に個人事業主や中小企業の資金調達と言えば、銀行やカードローンなどの厳しい審査を突破しなければなりません。しかし、そうした審査の厳しい銀行やカードローンに比べ、クラウドファンディングはプロジェクトの審査さえ通過すれば良いのですから資金調達手段としては比較的容易な部類に入ります。ただし、目標金額を集められるかどうかはまた別問題です。結局はいかにして出資者からの共感を得られるプロジェクトにできるかが鍵と言えるでしょう。

 

クラウドファンディングのデメリット

・目標金額に達しないケース

多額の資金を集める事に成功し、更にその資金でプロジェクトを完遂した成功例がいくつもあるクラウドファンディング。しかしその一方で、そもそも目標金額に到達する事ができないというケースも比較的多くなっています。クラウドファンディングのサイトを訪れてみればわかりますが、敷居が低い事も手伝って無数のプロジェクトが存在しています。数が多く、内容にもバラつきがあるからこその達成率の低さと言えますが、クラウドファンディングを利用して確実に資金調達を行いたいなら、入念な計画とプロモーション活動を行う必要性があるでしょう。

 

・プロジェクトが頓挫する可能性がある

購入型のクラウドファンディングに最も多いのが、開発が難航し最終的に頓挫してしまうケースでしょう。クラウドファンディングを利用せずとも、製品の開発が途中で終了してしまう事は無いわけではありません。ある意味仕方がない事と言えますが、はじめから製品を作る気が無く、詐欺目的で利用するケースなどが増えてきたため、アメリカでは違約金を支払うケースも出てきているので注意が必要です。挑戦するのは簡単ですが、資金調達後に実際に成功させるのには時間と労力が必要になってくるという事を理解しておきましょう。

 

・資金が手元に入るまで時間がかかる

プロジェクトを提出し、審査に通過した後出資者から資金を集めるクラウドファンディング。この特徴から、集まった資金が実際に手元に入るまで短くとも2カ月は見込んでおいた方がよいでしょう。目標金額達成後、運営会社に振込以来をしてから実際に入金されるまである程度の期間が設けられている為、すぐにでも資金を集めたいという用途には向いていないのです。本格的に利用する際は、他の資金調達手段と組み合わせて使う、または事前に資金が必要になるタイミングに合わせる必要性が出てくるでしょう。

 

実際にクラウドファンディングを使う際のポイント

・計画立案

クラウドファンディングを利用する前に、詳細な計画を立てる必要が出てくるでしょう。例えば、既存のサービスや製品などはクラウドファンディングを使用しても資金が集まりにくいものです。メリット・デメリットも考慮に入れ、本当にクラウドファンディングを使用するのが適切か考えるのも重要です。

 

・運営会社の選定

今やここ日本でも多数のクラウドファンディングサイトが存在していますが、数が増えるにしたがって徐々に専門性に特化したものが目立つようになりました。幅広く扱っているものはカルチャー系が強いCAMPFIRE、日本で初めてクラウドファンディングを立ち上げたREADY FOR株式会社が挙げられますが、専門系だとスポーツや音楽、飲食といったありとあらゆるクラウドファンディングサイトが続々オープンしているのが現状です。自身のプロジェクトにマッチしていれば専門性が高いものほど審査に通過する可能性は高まりますが、 どうしても決まらない場合はとりあえず幅広くプロジェクトを掲載する大手を選ぶ事をおススメします

 

・プロジェクトの登録・審査

自身のプロジェクトを申請し、運営会社によって審査が行われます。どのようにプロジェクトを作れば良いかはそれぞれのクラウドファンディングサイトのガイドラインや利用規約に明示してあるので確認を行いましょう。また、 多くのクラウドファンディングサイトには専用の相談窓口が設置されています。「プロジェクトがクラウドファンディングに適切かどうか」「どのような計画を立てればよいか」など詳細に確認する事ができますので、積極的に利用するようにしましょう。

 

・プロモーション活動

他の資金調達手段と違い、クラウドファンディングはプロジェクトが登録されて以降自身で宣伝を行わなければなりません。SNSやブログなどで拡散する、動画の公開、出資者とのインターネット上での交流など様々なPR活動が考えられます。もちろん絶対にPR活動を行わなければならないというわけではありません。しかし、PR活動の有無によって支援額に差が開くという結果も公表されていますので、なるべくなら積極的に行いたいものです。

 

・達成後

これも宣伝活動と並んでクラウドファンディング独自の活動といえるかもしれません。社会奉仕的なプロジェクト、製品を作るプロジェクト問わず資金が手元に入ってからがようやくスタート地点です。 出資者に御礼のメールを送ったり、製品を発送したりやらなければならない事は数多くあります。クラウドファンディングを利用する際は、こうした手間暇が必要になってくる事も覚えておいた方が良いでしょう。

 

クラウドファンディングの評判・口コミまとめ

クラウドファンディングサイトを利用する事で、誰しもがこれまで実現できなかったアイディアを試す事ができるようになりました。何か挑戦したい事がある側、すなわち資金調達者側からするとクラウドファンディングサイトはとても魅力的なものだと言えるでしょう。しかし、出資する側から見るとクラウドファンディングサイトは良い評価と同じくらい悪い評価が見受けられます。

 

これは「誰でも気軽にプロジェクトに参加できる」という点を活かし、主に寄付型や購入型などで出資者にきちんとしたリターンが送られない、詐欺に近いプロジェクトが散見された事が原因と思われます。しかし、クラウドファンディングは日本でサービスが開始されてからまだ僅か数年、まだまだ発展途上とも言うべきビジネスです。

 

現在では各クラウドファンディングサイトの運営体制が強化され、申請や審査もしっかりとしたルールが整備されています。こうしたことから今後は出資者側をはじめ、資金調達者側にもより使いやすいものに進化していく事でしょう。

 

クラウドファンディングのまとめ

クラウドファンディングの評判・口コミや特徴、いかがだったでしょうか?

近年頻繁に耳にする機会が増えたクラウドファンディングがどのようなものであるか、しっかりと理解して頂けたかと思います。クラウドファンディングは出資者側・資金調達者側双方にメリットのある素晴らしいサービスです。クラウドファンディングを利用して、これまで資金が足りないだけで試せなかったアイディアを実現へ導いてみるのはいかがでしょうか。

 

こんなお悩みを抱えてはいませんか?

こんなお悩みを抱えてはいませんか?
こんなお悩みを抱えてはいませんか?
  • 今すぐに1,000万円の事業資金が必要…
  • つなぎの資金を調達したい…
  • だれに相談すれば良いのだろう…

そんな経営者さまでも大丈夫!!
10万~3億円の事業資金を
最短即日で調達可能です!!

今すぐに資金繰りを改善しませんか?
あなたの資金調達可能金額はいくら?

今すぐかんたん無料診断!!
【無料】資金調達金額を診断する

無料診断後、あなたに最適な
資金調達可能の優良企業をご紹介させていただきます。
もちろん、手数料など一切の費用は要りません!!

今すぐお金が欲しい!資金調達診断