プロミス自営業者カードローンの評判・審査・口コミ徹底検証
企業向けのカードローンは多くありますが、その中でもプロミス自営業者カードローンは自営業者や個人事業主専用の融資商品です。
ここでは、プロミス自営業者カードローンの詳細な情報とともに、審査の流れや評判・口コミまで幅広くご紹介しています。
現在融資を検討している個人事業主・自営業者の方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
目次
プロミス自営業者カードローン概要
・借入利率(実質年率):6.3%~17.8%
・限度額:300万円まで
・遅延利率(実質年率):20.0%
・返済方式:残高スライド元金低額返済方式
・返済日: 毎月一定日(5日、15日、25日、末日の中から自由に選べる)
・申込対象者:20歳以上65歳以下で個人事業主のみ
・使用用途:事業資金+生活費
・保証人:不要
プロミス自営業者カードローンは上記のような特徴を持っています。
利用者は個人事業主のみとなっており、限度額はそれほど高くはありません。
プロミスでは他にも限度額が500万円までのフリーキャッシングやレディースキャッシング、他社のローンをまとめる通称おまとめローンなども展開しています。
個人向けの方が高額な限度額に設定されていますが、事業資金として利用出来るのは唯一このプロミス自営業者カードローンのみとなっているのです。
プロミス自営業者カードローンの運営会社概要
その名前からプロミス自営業者カードローンを取りつかっているのは消費者金融として有名なプロミスと誤解されがちですが、実際に運営しているのは三井住友銀行グループのSMBCコンシューマーファイナンスという会社です。
これは、2011年に行われた三井住友銀行の株式公開買い付けの際にプロミスが買収され、完全子会社化した事が一因です。
ただしブランド名自体は従来通りプロミスとなっており、個人向けの貸付を中心として行っている事などは変わりません。
銀行系の子会社となっているため総量規制の影響を心配している方も多いでしょうが、事業資金の貸付であるため一応は総量規制の対象外となっています。
・商号:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
・設立:1962年3月(株式会社プロミスの時期から)
・資本金:1,407億3,700万円
・公式サイト:プロミス
プロミス自営業者カードローンの審査について
プロミスの審査は大きく分けて3つのステップで進んでいきます。
まず利用者が初めに行わなければならないのは申し込みです。
電話での申し込みの他、店頭の窓口から店員と相談を行いつつ申し込んだり、自動契約機を利用する事も可能です。
次のステップでは書類の提出を行いますが、自動契約機や店頭窓口の場合郵送の手間が省ける事は言うまでもありません。
電話での申し込み以外ではその場で借入まで進む事も可能となっており、融資までの時間を短くしたい方にとってはこの点は大きなメリットです。
審査自体は収入や信用情報を元に行われますので、即日で融資までたどり着けるかどうかは利用者の状況によって異なります。
プロミス自営業者カードローン必要書類は?
プロミスの自営業者カードローンは個人事業主専用であり法人は利用する事が出来ません。
そのため、決算書や登記事項証明書等は必要となく用意する書類も比較的簡素なもので済みます。
プロミス自営業者カードローンを申し込む際に必要となる書類は下記となります。
・本人確認書類:運転免許証/パスポート/健康保険証+住民票
・収入証明書類:確定申告書(前年度分)/青色申告決算書または収支内訳書
プロミス自営業者カードローンのメリットやおすすめポイント
消費者金融の名前がそのままブランド名になっており知名度が高い事はもちろんですが、他にもプロミス自営業者カードローンには以下のようなメリットがあります。
・最短即日も可能なスピード審査
プロミス自営業者カードローンのホームページ上では、最短で即日融資も可能とする宣伝文が掲載されています。
同じように最短即日を謳うビジネスローン専門業者は非常に多いものですが、プロミス自営業者カードローンの場合ですとその信憑性は確かなものです。
というのも、プロミスは消費者金融時代から自動契約機での貸付を行ってきており、現在でもそのシステムを維持しています。
また、対面式となり自動契約機より数は少なくなりますが、店頭での直接申し込みも実施しており他の事業者ローンより一歩抜きんでた利用のしやすさが魅力です。
収入に問題が無く、過去の信用情報などもクリアであれば間違いなく即日融資が期待できるカードローンだと言えるでしょう。
・事業資金だけでなくプライベートにも利用可能
プロミス自営業者カードローンの資金用途は事業資金だけでなく、生活費としても利用出来ます。
このように限りなく自由な資金用途を持っている事は、個人事業主にとっては大変ありがたいメリットではないでしょうか。
これはプロミス自営業者カードローンが利用者を個人事業主に限定している事も関係しています。
一般的な法人・個人事業主向けのカードローンであれば、どちらかと言えば法人に向けたサービスとして作られているため資金用途は事業資金のみとなっている事が多いのです。
しかし、個人事業主であれば屋号なども自宅としている事が多いことから、生活費と事業資金の境界性が難しく、明確に切り分けることが難しいといえます。
つまりプロミス自営業者カードローンは、個人事業主が利用しやすいように配慮された専門的なカードローンなのです。
・金利は低めに設定されている
先にもご紹介していますが、プロミス自営業者カードローンの金利は実質年率で6.3%~17.8%となっています。
上限金利は18.0%としている事業者ローンが多いなか、この年率は例え0.2%でも見逃せないところです。
下限金利に関しては借入れる金額によるため判断出来ませんが、他の事業者ローンと比較しても低い利率に設定されていると言えるのではないでしょうか。
ちなみに最低限度額は明記されていませんが、基本的には収入に対して限度額が変わると考えられます。
プロミス自営業者カードローンのデメリット
個人事業主が選びビジネスローンとして考えるなら、プロミス自営業者カードローンは非常にメリットの多い商品です。
しかし、利用者によっては以下のようなデメリットがあるといえますので、確認してみましょう。
・限度額は比較的少額に設定されている
プロミス自営業者カードローンの限度額は300万円となっていますが、これは事業者向けのカードローンとしては低い部類に入ります。
ただし、同じような個人事業主向けのカードローンであるアコムのビジネスサポートカードローンも300万円になっており、この事から個人事業主を専門とした融資は基本的に限度額が少額に設定されているという事が分かります。
300万円以上の融資が必要となるならそもそも法人化を検討する段階になっている可能性が高いので、事業者ローン全体として見ると少額でも、個人事業主向けとしては十分な額に設定されていると言えるのではないでしょうか。
・審査基準は親会社の三井住友銀行譲り
銀行の子会社となった他の消費者金融事業者、例えば三菱UFJフィナンシャルグループのアコムや新生銀行のレイクにも言える事ですが、申し込みに際する審査基準は親会社の銀行を基準としている事が多いものです。
このため、現在の収入状況だけでなく過去の延滞歴などの信用情報も調べられる事は間違いありません。
事前に審査基準は銀行を基準としたものだと理解し、申し込みに際して改めて自身の借入状況や延滞歴などを整理するのが良いでしょう。
プロミス自営業者カードローンのまとめ
いかがだったでしょうか。消費者金融がブランド名になっている事もあり、プロミス自営業者カードローンは自営業者・個人事業主から注目を集めている商品です。
審査の通過率だけで見ればごく一般的な商品ですが、スピード審査をはじめとした多くのメリットを持っていると言えます。
個人事業主向けのカードローンを探しているのなら、この機会に候補の一つとしてプロミス自営業者カードローンを検討してみてはいかがでしょうか。